ニュース・2019

プレスリリース

海外進出企業向けクラウド型次世代ファイアウォールサービス「Global Cloud Firewall （Prisma^™ Access）」を販売開始

海外拠点のITガバナンスを一元管理する「グローバル共通プラットフォーム」のラインアップに追加

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2019年12月16日
株式会社IIJグローバルソリューションズ

株式会社インターネットイニシアティブ（代表取締役社長：勝栄二郎、以下 IIJ）の 100%子会社で法人向け WAN サービス事業等を展開する株式会社 IIJ グローバルソリューションズ（代表取締役社長：岩澤利典、以下 IIJ グローバル）は、海外進出企業がグローバル IT ガバナンスを推進するための「グローバル共通プラットフォーム」の提供を通じて、セキュリティやネットワークサービスの導入から運用までをトータルに支援しています。このたび、本プラットフォームで提供するサービス群の一つとして、国内と海外拠点に同等のセキュリティ対策を導入し、運用を一元化できる「Global Cloud Firewall （Prisma^™ Access）」（以下本サービス）を提供開始いたします。

Global Cloud Firewall （Prisma^™ Access）について

本サービスは、パロアルトネットワークス社のPrisma Access を提供するものです。インターネットを利用するすべてのアプリケーションを不正アクセスなどの脅威から保護するほか、拠点間接続やリモートアクセスといったネットワーク機能も提供し、企業ネットワークの包括的なセキュリティ対策を実現します。

本サービスは世界各地に 100 拠点以上のアクセスポイントを用意しており、お客様は最寄りのアクセスポイントに接続してサービスを利用いただけます。クラウドサービスとして提供されるため、国内外の拠点やモバイル端末からのアクセスなど場所に関わらず一貫したセキュリティポリシーを適用できます。これまで拠点や用途により複数のセキュリティ製品を組み合わせて利用していたお客様は、本サービスを導入することでセキュリティ機能を集約でき、複雑な運用管理を簡素化することができます。

国内と海外拠点の次世代ファイアウォール機能を統合的に運用する場合、例えば、インターネットゲートウェイを残す本社には次世代ファイアウォール機器を設置し、海外拠点にはクラウドサービスを選択いただくことも可能です。

提供開始日

2019年12月16日
利用料金

個別見積もり
契約期間

1年または3年

サービス品目
品目名称	内容
Prisma Access Remote Networks	拠点接続
Prisma Access Mobile Users	モバイル接続
Panorama （VM-Seriesライセンス）	統合管理プラットフォーム
Cortex Data Lake	クラウドベースのログサービス

主な特徴

国内外拠点の統合管理
世界各地の 100 を超えるアクセスポイントに拠点から接続することで、トラフィック状況の分析やセキュリティポリシー適用を日本本社から集中管理することができます。ポリシーはグループ単位で設定できるため、同地域の拠点を同じグループに設定しておけば、ポリシー変更が一度に適用でき、手間軽減と設定漏れの防止につながります。
ハイスペックなクラウド次世代ファイアウォール
3,000 を越すアプリケーションの識別や SSL 復号化・スキャンに加え、脅威防御、サンドボックス機能（パロアルトネットワークスのWildFire®）、DNSセキュリティを標準提供します。また、クラウド上にお客様ごとのインスタンスを構築するため、他のテナントからパフォーマンスの影響を受けることはありません。
柔軟なネットワークセキュリティ
拠点間接続やリモートアクセスを利用して、お客様のセキュリティポリシーに合わせたネットワーク環境を構築できます。管理コンソールを使用して、リアルタイムにアクセス先のサービスやサイトの追加・変更が行え、本社でアクセス制御を集中管理できます。拠点間の VPN 接続は Prisma Access のバックボーンネットワークを経由するため、インターネット経由の場合と比較してネットワークホップ（中継地点）が少なく、低遅延でデータ転送できます。