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お知らせ

IIJグローバル、Verintコンプライアンスソリューション「Microsoft Teams通話録音統合機能」の提供を開始

2021年1月20日

IIJグローバルソリューションズ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岩澤 利典、以下 IIJグローバル)は、ベリントシステムズジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:古賀 剛、以下 Verint)が提供するMicrosoft Teamsと連携した通話録音統合機能(以下、 「Verint® Microsoft Teams® 録音」)を、主に金融機関やデジタル化を目指す企業に向けて提供いたします。

昨今の新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、オンラインコミュニケーションの需要は拡大しています。
特に、コミュニケーションにおけるコンプライアンスを重視する金融機関では、社内・社外含めたコミュニケーション全体を一元的に管理・分析し、そのデータを既存業務及び、ビジネスに活用することが課題となっています。
本ソリューションはMicrosoft Teamsでのコミュニケーションを録音・録画し、そのデータを簡易に検索・分析できます。

「Verint® Microsoft Teams® 録音」は、強制録音・録画によって、Microsoft Teamsでのコミュニケーション(通話、チャット、オンライン会議、画面共有など)を証跡管理に利用可能なデータとして保存できます。Microsoft Teamsの標準機能はオンデマンド録音ですが、金融機関等で求められる全通話録音を原則としたコンプライアンス録音に対応することで、企業のコンプライアンス遵守を実現します。

IIJグローバルはITインフラ構築に豊富な実績を持ち、ハイブリッド型、クラウド双方での構築が可能な本ソリューションを一元的に提供いたします。金融機関特有の事情を踏まえた上で、Verintが提供する在宅・音声認識ソリューションとの組み合わせにより、お客様に新たな価値を提供いたします。

ソリューションの特長

  1. 充実したコンプライアンス対策
    強制録音・録画によって全量コンプライアンスチェックが可能です。また、録音障害発生時には通信自体をブロックし、録音のない状態でのコミュニケーションを防ぎます。
  2. Microsoft Teamsを介した全てのコミュニケーションを記録
    通話、チャット、オンライン会議すべての録音・録画をご利用いただけます。また、それらの稼働データと保存データは暗号化され、容易に検索・分析いただけます。
  3. ハイブリッド型・クラウド型から選択可能
    導入期間、拡張性、運用コスト、可用性などの要件に対し、お客様に最適な形態で提供いたします。
Microsoft Teams通話録音統合機能イメージ

(補足)

  • VFC(Verint Financial Compliance)…Verint金融コンプライアンスソリューション
  • VFC Teams Bot…Teams上で通信されるチャット・通話・オンライン会議のデータをレコーディングサーバに保存
  • VFCレコーディングサーバ…受信したデータを一時的に蓄積後、ストレージ及びデータベースに保存
  • VFCアプリケーションサーバ…保存したデータをテキストに変換し、分類・検索