ニュース・2022
IIJグローバル、「マルチクラウドインターコネクト(Megaport)」を提供開始
複数のクラウド接続を統合することで、ネットワークのパフォーマンスとコストを最適化するマルチクラウド接続ソリューションを提供
2022年3月9日
株式会社IIJグローバルソリューションズ
株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)の100%子会社で法人向けSASEをはじめとしたグローバルなネットワーク・セキュリティ事業等を展開する株式会社IIJグローバルソリューションズ(代表取締役社長:岩澤 利典、以下IIJグローバル)は、グローバルなデータ活用に向けてマルチクラウド環境にシフトする日系企業を対象に、Megaport(メガポート)社のマルチクラウド接続サービス(以下Megaport)に導入・運用サポートを付加した「マルチクラウドインターコネクト(Megaport)」を、本日より提供開始します。
本ソリューションは、世界各地に接続ポイントをもつMegaportのネットワークインフラを介して、オンプレミスとクラウド間、または複数のクラウド間をプライベート接続することで、マルチクラウド環境での快適なアクセスと接続コストの最適化を実現します。Microsoft 365やAWSなどクラウドの特性や用途にあわせて、複数のクラウドサービスを利用されるお客様は、コスト増やネットワークへの負荷を気にせず活用できます。
IIJグローバルでは、SASE(Secure Access Service Edge)の分野において国内トップクラスの導入実績をもとに企業のデジタルシフトを支援するプラットフォームを提供しています。今回、SASEと親和性の高いマルチクラウド接続サービスを、導入支援から運用までサポートするソリューションとして提供します。
本ソリューションの特徴は、以下のとおりです。
特徴
- 世界中のクラウドリージョンに接続し、グローバル企業のクラウド接続を最適化Megaportネットワークを経由し、幅広いクラウドサービスに接続できます。お客様拠点からMegaportネットワークまでは最大100Gbpsの回線を提供します。Megaportネットワークは世界中のクラウドリージョンに接続しており、例えば海外オフィスのユーザは、国内にあるお客様拠点を経由せず、クラウドサービスに直接アクセスできるため接続コストの最適化を図れます。
- クラウド間のダイレクト接続で接続コストを削減クラウド同士のダイレクト接続をサポート(最大10Gbps)しているため、お客様拠点からデータセンターを経由せず直接クラウドへアクセスでき、トラフィックを最適化できます。例えば、システム開発をクラウドサービスA、テスト運用をクラウドサービスBで行うといったようにクラウドを使い分ける場合に、クラウド間のデータ移行がシームレスに行え、接続コストも低減できます。
- SASEソリューションと組み合わせることで高いパフォーマンスとセキュリティを両立社内システムのクラウド利用はMegaport経由で閉域接続し、インターネットや各種SaaSへの直接アクセス(インターネットブレイクアウト)にはSASEソリューションを適用することで高速化とセキュリティ確保を両立する構成が取れます。Megaportのマルチクラウドへのダイレクト接続とSASEの組み合わせにより、DXに求められる快適で安全なワークプレイス環境を実現します。
提供価格
- 個別見積もり
提供イメージ図

- クラウドへの仮想プライベート接続は最大10Gbpsです。
マルチクラウドインターコネクト(Megaport)の詳細については、以下サイトをご覧ください。
IIJグローバルでは今後も、SASEを軸に様々なサービス、ソリューションのラインアップを拡充し、国内外におけるお客様のDX推進をサポートしてまいります。
- Megaport社について
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Megaport社は2013年に設立されたNetwork as a Service(NaaS)ソリューションのグローバルプロバイダーです。グローバルでクラウドやデータセンターに接続可能なMegaoprtサービスによって運用コストを削減し、市場投入までの時間を短縮するネットワーク接続機能を提供しています。
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- IIJグループ 広報 荒井、増田
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