ニュース・2016
IIJグローバル、徳島大学の遠隔栄養指導の実証実験に参加し、ビデオ会議サービス「COLLABO de! World」を提供
ビデオ会議を活用し糖尿病患者向けに遠隔栄養指導を実施する実証実験を支援
2016年11月1日
株式会社IIJグローバルソリューションズ
株式会社インターネットイニシアティブ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:勝 栄二郎、コード番号:3774 東証第一部、以下IIJ)の100%子会社で法人向けWANサービス事業等を展開する株式会社IIJグローバルソリューションズ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岩澤 利典、以下IIJグローバル)は、徳島大学 先端酵素学研究所 糖尿病臨床・研究開発センター(センター長:松久宗英 特任教授、以下、糖尿病臨床・研究開発センター)が実施する糖尿病患者に対する遠隔栄養指導の実証実験に参加し、クラウド型ビデオ会議サービス「COLLABO de! World(コラボ デ ワールド)」を提供いたします。
実証実験概要
徳島県では、「とくしま『健幸』イノベーション構想」を掲げ、県をあげて糖尿病の克服と健康寿命延伸を目指す取り組みを行っています。糖尿病臨床・研究開発センターでは、その取り組みの一環として、喫緊の課題である管理栄養士の偏在を補うため、糖尿病患者に対して管理栄養士との面談をビデオ会議で行う“遠隔栄養指導”の実現を目指し、従来の“対面式”個別栄養指導との比較検証を目的とした臨床研究を行い、遠隔栄養指導プログラムを開発します。
糖尿病臨床・研究開発センターでは、IIJグローバルのCOLLABO de! Worldを利用し、遠隔栄養指導が対面式と比較して非劣性であることを検証するための実証実験を、2016年11月より実施したうえで、その実験結果をもとに遠隔栄養指導の実用化を目指します。遠隔栄養指導により、人的資源の地域偏在を補完し、糖尿病患者の多くが必要とする栄養指導を、効率的に受けることが可能になります。
なお、本実証研究のビデオ会議システムとして、COLLABO de! Worldの以下の特長が評価され、採用されました。
- フルHD画質で高精細かつ臨場感あふれるビデオ会議環境を提供し、ストレスフリーな意思疎通、図表等を利用した指導を対面指導と同様に実施することが可能
- タッチパネル式の端末を利用することで、直感的で容易な操作環境を実現
- クラウド型サービスのため、初期コストを抑えつつ、必要なリソースだけ利用可能
- インターネット経由の利用でも、高いセキュリティレベルを確保
IIJグローバルは、2014年7月9日に発表したとおり(※)、産学官連携プロジェクト「COLTEM」へ参画し、遠隔診断の支援を行なってまいりました。本実証実験においてもCOLLABO de! Worldを無償で提供し、医療の現場におけるビデオ会議の有用性や新たな利活用の可能性について検証するとともに、さらなるノウハウを蓄積することで、今後もICTの側面から医療支援を行なってまいります。
COLLABO de! Worldについて
COLLABO de! Worldは、ビデオ会議システムをIIJのクラウドサービス「IIJ GIO(ジオ)サービス」の基盤上で提供するクラウド型マネージドビデオ会議サービスで、世界50ヵ国以上で利用することが可能です。ビデオ会議システムの設計から、端末調達、導入、運用、ヘルプデスクまでをワンストップで提供するフルマネージドサービスで、お客様は自社で設備投資することなく最新のビデオ会議システムをサービスとして利用できます。
詳細はCOLLABO de! WorldのWebサイトをご参照ください。
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