SERVICEGlobal Cloud Security（MVISION Cloud）よくあるご質問

SaaSアプリケーションの利用を詳細に分析・コントロールするCASB（Cloud Access Security Broker）サービスです。
MVISION CloudはCASB市場で高評価のSkyhigh Network社の製品をベースにしており、Gartner Magic Quadrantで3年連続リーダーポジションを獲得しています。

2012年にGartnerが定義したコンセプトです。ユーザと複数のクラウドプロバイダの間に単一のコントロールポイントを設け、ここでクラウド利用の可視化や制御を行うことで、全体として一貫性のあるポリシーを適用できるようにします。
Gartnerの定義によるとCASBには4つの柱があり、「可視化」、「データ保護」、「脅威防御」、「コンプライアンス」の観点からクラウドサービス利用の安全を確保します。

大きく「シャドーIT」と「サンクションIT」に分かれます。

シャドーITとは「隠れたIT」という意味で、ユーザのSaaSご利用状況を可視化し、サービス毎のリスクインデックスを表示することにより、管理者の方が危険なサービス利用（シャドーIT）を発見し、対策を講じることができます。

サンクションITは「管理下にあるIT」という意味で、Office 365等のSaaS利用状況を詳細に可視化し、ファイルの大量ダウンロードなど異常事態の発生を管理者に通知するとともに、アクセス制御やファイルダウンロード禁止等のコントロールを実施します。

サンクションITではAWSやAzureといったIaaSの設定監査やユーザアクティビティの監査も行います。

現在メニュー化されているものは以下になります。メニュー化されていなくても対応しているサービスもありますのでお問合せください。

SaaS：Office 365, Salesforce, box, Dropbox, Slack, Google Drive, ServiceNow
IaaS：AWS, Azure, GCP

シャドーITはプロキシやファイアウォールのログをコネクタ経由でMVISION Cloudに転送します。ユーザの通信フローに影響なく使用開始することができます。
サンクションITはご利用される機能によりSaaSアプリケーションとの接続方式が異なります。API接続とリバースプロキシ接続をサポートしています。

50以上の項目で詳細な分析を行い、リスクを9段階で評価します。
管理者画面から、29,000ものサービスのリスクスコアの確認や、複数サービスの比較を行うことができます。

はい、できます。
PoCご提供内容は、お客様データを利用した可視化・分析レポートの提出となります。

契約期間は原則12ヵ月となります。