• COLLABO de! World
  • Global NOS
  • COSMO

SMBCコンシューマーファイナンス株式会社様

アジアでの本格的な事業展開のために、
現地駐在の社員との会議をマネージドビデオ会議サービスで展開

プロジェクト概要

SMBCコンシューマーファイナンス株式会社様

50年以上の歴史を持つ消費者金融サービス大手のSMBCコンシューマーファイナンス株式会社は、IIJグローバルソリューションズ(以下、IIJグローバル)のマネージド・コラボレーションサービス「COLLABO de! World」とグローバルネットワークアウトソーシングサービス「Global NOS」、システム統合管理サービス「COSMO」をセットで、本社と香港、中国、タイ、台湾の10拠点に導入し、現地に駐在する社員と本社との定例会議などに利用開始した。同社は重点事業のひとつに中国を中心とする海外事業の拡大、展開を図っており、ビデオ会議サービスを活用して、本社と海外拠点とのコミュニケーションを強化していく考えだ。

クライアント様情報

SMBCコンシューマーファイナンス株式会社

本社
東京都中央区銀座四丁目12番15号
設立
1962年3月20日
資本金
140,737百万円

利便性・安全性の高い個人向けローン商品の開発、直接融資を行う金融事業をはじめ、保証事業、海外事業、債権管理事業に重点的に取り組み、多様な資金ニーズに対応した消費者金融サービスを提供

www.smbc-cf.com/corporate/

導入前の課題

海外事業強化のためのコミュニケーション手段として、
ビデオ会議システムを検討

SMBCコンシューマーファイナンス株式会社(以下、SMBCコンシューマーファイナンス)は消費者金融サービスを提供する企業である。同社は1962年の設立以来、利便性・安全性の高い個人向けローンの開発、各種相談・契約の受付体制の整備など、顧客の多様な資金ニーズに迅速に提供できるサービスを提供してきた。2012年には、三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)の一員となり、社名をプロミスから、SMBCコンシューマーファイナンスへと変更した。同社は現在、SMFGグループの安定した経営基盤のもと、長年培ってきたノウハウを活かしながら、直接融資を行う金融事業、与信ノウハウを活用した保証事業、中国を中心とするアジアを軸とした海外事業、債権管理事業に重点的に取り組んでいる。

玉井 宏昌 氏

海外事業部
部長 玉井 宏昌 氏

成長著しいアジアで個人消費が高まる中で、24店舗を有するプロミス香港での20年以上にわたる実績を基盤に、アジア地域における展開の強化を図っている。2005年のタイを皮切りに、この数年は特に中国での展開に力を注ぎ、2010年に深セン、その後瀋陽、2013年には天津、重慶、成都、武漢にと、日本の消費者金融会社に当たる小額貸付会社を開業した。 「海外事業は大きな成長が期待されていますが、香港以外は現地法人を作り、事業を始めたばかりで、基礎固めの段階です。そのため、東京の本社と各拠点の連携が重要で、現地に駐在している社員との電話会議を定期的に行ってきました。重要な課題の場合は直接出向きますが、この1年余りの間に、中国の拠点が一挙に4カ所増えたこともあり、密なコミュニケーションが必要不可欠となりました。そこで、より効率的な手段として、ビデオ会議システムの導入を考えました」とSMBCコンシューマーファイナンス海外事業部 部長 玉井 宏昌氏は語る。

選定の決め手

海外事情にあったセキュアで高品質な
国際ネットワークとビデオ会議サービスを採用

電話会議には様々な課題があった。中国の事業はプロミス香港の統轄下にあるので、本社と香港、中国本土の現地法人と3拠点を結んで会議を行いたかったが、臨場感がなく、会議に参加していても発言しないと、参加しているかどうかも分からない。加えて、その場で資料を共有しながら会話ができず、資料が必要な場合には、事前にメール等で送るなど非効率だった。 「弊社にも既設のビデオ会議システムもありますが、インターネット経由で利用していました。会議内容が事業や経営といった機密性の高い内容であること、また今後のシステムの拡張や回線の有効活用を考慮し、専用線でセキュリティを確保して使えるビデオ会議システムを検討することにしました」とSMBCコンシューマーファイナンス システム企画部 主任 平野 智也氏は語る。 SMBCコンシューマーファイナンスでは複数のシステムを検討した結果、マネージド・コラボレーションサービス「COLLABO de! World」とグローバルネットワークアウトソーシングサービス「Global NOS」、システム統合管理サービス「COSMO」をセットで提案したIIJグローバルを採用することにした。IIJグローバルはビデオ会議端末から通信機器、回線、監視まで、すべてワンストップサービスで提供。海外拠点のビデオ会議端末利用者を直接サポートする「COLLABO de! World」のコンシェルジュサービス(ヘルプデスク)や、ネットワーク、ビデオ会議端末の監視サービスを採用することにより、システム部門の運用負荷を軽減している。 「検討段階で、IIJグローバルで、日本とタイを接続したビデオ会議のデモを見せてもらいました。既存システムに比べ、ネットワーク品質とビデオ会議画質が非常に優れていたので、とても驚き、初めてテレビゲームをやった時のようなわくわく感がありました。海外事業部が希望している臨場感にあふれたビデオ会議システムに最適だと感じました」(平野氏)。一方、コストの面では、複数の拠点で利用する時に、多地点接続の装置を自社で保有すると、初期導入コスト、運用コストが膨らんでしまう。しかし、「COLLABO de! World」はクラウド型サービスのため、スモールスタートでコストを抑え、ビジネス成長にあわせた利用が可能である。また、拠点個々のネットワーク環境や画像品質に応じて、常に最適な解像度を維持するビデオ会議端末の機能も評価された。

導入後の効果

海外事業部だけでなく、
システム企画部や人事部など他部門にも利用が拡大

SMBCコンシューマーファイナンスでは、各拠点への導入を進め、2013年10月に香港、瀋陽、深セン、天津、台湾、タイ、本社の7拠点で利用が始まり、翌月には武漢、成都、重慶の導入が完了した。現在、月1回の定例会議は、本社、香港、中国現地法人を接続しているが、以前に比べて自分から積極的に発言する参加者が増えるとともに、議題に対する理解度が深くなり、迅速な意思決定が可能になった。

平野 智也 氏

システム企画部
主任 平野 智也 氏

「製造業のように、グローバル展開が前提の企業であれば、社員も海外駐在は当然だと思います。しかし、私たちは元々、国内事業だけでしたから、言葉も生活習慣も全く違う環境の中で働くことは今までにない様々な苦労があります。そこで、ビデオ会議では、議論しながら、社員の顔色を見て、ストレスをため込まずに、仕事できているかを確かめています。そうした意味で、相手の細かな表情まで分かる高画質なビデオ会議サービスは大きな価値があります」(玉井氏)。 電話会議は海外事業部の定例会議だけで利用していたが、今回導入したビデオ会議サービスは、海外事業部以外の部門の利用も増え、簡単な会議でも内線の代わりに利用しFace to Faceで会話を進めているようだ。

「今はシステム企画部が一番多く利用していると思います。現在、海外拠点の情報システムの整備に取り組んでいて、システムは各現地法人が開発しますが、考え方や基準を統一する必要があります。そのために、香港との間でビデオ会議サービスを使って会議し、資料を作成したり、議論したりしています。資料を作るにも、画面に表示して、細かな部分の内容検討や変更を行うことが可能なので、大変濃密な会議ができるようになりました」(平野氏)。 そのほか、人事部では人事用途での利用を始めており、今後、個人面談などでも活用していく方針だ。SMBCコンシューマーファイナンスでは、海外拠点とのコミュニケーションにビデオ会議サービスをフル活用することにより、現場のビジネス状況を正確に把握し、海外ニーズに合ったサービス提供とお客様満足度向上に努めていく考えだ。

システム概要図
  • 本記事は2014年2月に取材した内容を基に構成しています。記事内のデータや組織名、役職などは取材時のものです。
  • 会社名及びサービス名などは、各社の登録商標または商標です。