• COLLABO de! World

株式会社菱友システムズ様

高品質でセキュアなマネージドビデオ会議サービスの導入により、
国内11拠点におけるコミュニケーションの活性化を実現

プロジェクト概要

株式会社菱友システムズ様

三菱重工グループのトータル・システムインテグレータとして、川上から川下まで一貫したITソリューションサービスを提供する菱友システムズ。同社ではこれまで、各支社事業所にいる担当者との情報共有や勉強会にWeb会議システムを利用していたが、映像や音声の乱れにより話がうまく伝わらないというケースがしばしば発生していた。こうした状況を改善するため、IIJグローバルソリューションズ(以下、IIJグローバル)のマネージド・コラボレーションサービス「COLLABO de! World」を導入。高品質な映像・音声と堅牢なセキュリティ技術により、密でセキュアなコミュニケーションを実現した。

課題

  • 映像や音声が途切れることで、満足にコミュニケーションできない
  • 使用前の準備に時間がかかるなど、運用面での負担が大きい
  • 各事業所まで含め、会社としての一体感を高めたい

効果

  • 高品質の映像・音声により密なコミュニケーションが実現
  • クラウド化およびコンシェルジュサービスの利用で、運用負荷が軽減
  • 担当者同士の打ち合わせなど、活用の幅が広がる

クライアント様情報

株式会社菱友システムズ

本社
東京都港区芝浦1-2-3 シーバンスS館19F
設立
1968年7月(創業1962年2月)
資本金
685百万円

三菱重工グループのITソリューションサプライヤーとして、ITインフラや情報システムの提案・構築から保守運用に至るまで、顧客のビジネス価値の拡大をトータルに支援。スキルとノウハウに裏打ちされた、さまざまなサービスを提供している。

www.ryoyu.co.jp/

導入前の課題

従来のWeb会議システムは品質に課題
高品質で運用が容易なシステムが欲しい

菱友システムズは、ITインフラ、情報システムの提案・構築から保守・運用までを提供する、三菱重工グループのトータル・システムインテグレータである。主な事業は、顧客のビジネスとITの橋渡しをする「ソリューションプロダクト」(SP)、ビジネス/社会活動の動脈となるIT基盤作りをサポートする「ビジネスソリューション」(BS)、モノ作りに直結する解析・設計のIT化をサポートする「エンジニアリングソリューション」(ES)、ITインフラの安定稼動を支える「ITサービス」(IS)の4つで、グループ内外の顧客に幅広いITソリューションサービスを提供している。中でも、同社が強みとしているのがES分野。「技術革新の流れが激しいES分野において、当社は長年にわたってお客様のもとで航空機やロケット、エンジン、機械装置などの空力/構造解析、CADによる設計サービスを手掛けてきました。国産小型ジェット旅客機『MRJ』や2014年12月に打ち上げられた小惑星探査機『はやぶさ2』にも当社が関わっています」と事業統括本部 システムサービス事業部 事業部長で執行役員の飯島元志氏は語る。

飯島 元志 氏

事業統括本部
システムサービス事業部
執行役員
事業部長 飯島 元志 氏

同社が提供するITソリューションサービスでは、顧客と接する事業所の担当者にも最新の専門知識が要求される。そのため、営業エリアを統括する支社へ定期的に事業所の担当者が集まり、Web会議を通じて本社のスペシャリストが専門知識を指導したり、勉強会などを行ったりしてきた。しかしながら、既存のシステムでは映像のコマ落ちや音声の途切れが頻発し、うまく話が伝わらないケースがしばしば発生していた。
「こうした情報共有以外にも、定例の部長会議や社長など経営層からの戦略説明、訓示などにも利用していたので、コミュニケーションに少しでも支障が出るのは問題です。また、エコーが頻繁に起こるため、利用するたびに細かな調整を行っていましたが、この作業がなかなか難しく、セッティングにかなり時間がかかるなど、運用面でも負担になっていました。加えて、通信が全て本社にあるシステムへ集中するため、利用が増えると負荷が上がってネットワークが不安定になるという弱点を抱えていたのです。こうした状況を改善し、密なコミュニケーションを可能にするシステムが欲しいと常々考えていました」と経営管理統括本部 総務部情報システムグループ グループ長 杉山真礼氏は振り返る。

また、同社の業務の特性から、システム運用の担当者は客先に常駐することが多い。 「社員のおよそ半数が社外に出ている中、会社としての一体感を高めるためにも、社長をはじめとする経営層によるメッセージを、常に現場へ届けていく必要があります。現社長もそうした機会を増やすという方針を掲げており、そのためのツールとして遠隔地との会議システムが必要でした」(飯島氏)

選定の決め手

高品質でセキュアかつクラウドで利用できる点を評価

このような背景のもと、菱友システムズは、ビジネスパートナーであるIIJグローバルからマネージド・コラボレーションサービス「COLLABO de! World」の提案を受ける。
「2014年の5月、当社の社長も交えてデモを見学させていただきました。このときはタイと繋いだ会議を見せてもらったのですが、海外とのやり取りとは思えないぐらい鮮明な画像、クリアな音声でした。そのため社長が大いに気に入り、採用を検討することになりました」(杉山氏)
同社が「COLLABO de! World」の採用を検討するにあたり、会話の品質以外で特に意識したのがセキュリティ面だ。同社は仕事柄、機密性の高い情報をやりとりすることも多く、これが外に漏れれば一大事となる。この点、「COLLABO de! World」ではビデオ会議の通信はゲートウェイ経由のみに制限され、データは全て「AES-128bit方式」で暗号化。高いセキュリティ環境を確保しており、情報漏洩の心配はない。

杉山 真礼 氏

経営管理統括本部
総務部情報システムグループ
グループ長 杉山 真礼 氏

また、「COLLABO de! World」がクラウドサービスであるという点も採用の後押しとなった。
「当社は6名のスタッフで社内すべてのシステムを見ていますので、あまり運用にリソースを割きたくありません。その点、『COLLABO de! World』はクラウドサービスですから、オンプレミスの既存システムと比べると、運用の手間が大幅に減ります。また、初期投資を抑えながら、必要に応じて拡張していく“スモールスタート”が可能ですし、常に最新のサービスが利用できるというのも魅力です」(杉山氏)
そこで同社は、「COLLABO de! World」のテスト機を借りて自社環境で検証を実施。問題なしと判断し、正式に採用を決めた。導入作業は9月初旬から開始、9月下旬にカットオーバーしている。

導入後の効果

社内のコミュニケーションが活性化、新たな活用方法も
今後は他社への再販も検討

現在、菱友システムズでは、6ヵ所の同時利用ライセンスを導入。インテグレーション型の「SX20 Quick Set」を4台、ソフトウェア型の「Jabber」を6ID、テレプレゼンスシステム「EX60」を1台併用している。 「以前のWeb会議システムでは、3ヵ所以上の同時接続はまず不可能でしたが、今は6ヵ所同時でも快適に利用できるようになりました。これにより密なコミュニケーションが実現し、活用頻度も従来の約1.5倍に伸びています。さらに、経営陣からのメッセージをこまめに各拠点へ伝えられるようになったため、社員一人ひとりが会社の方針をしっかりと理解し、現場の士気を高めるという意味でも大きな効果があったと思います。また、利用に際しても事前の調整は不要で、5分もあれば準備できます。タッチパネルで使い方もわかりやすいですね。そして、今回の導入に併せ、コンシェルジュサービスを利用してサポート窓口を設置したのですが、ここがユーザからの質問などに対応してくれるため、そのぶん我々の負荷がなくなったことは大きなメリットでしたね」と経営管理統括本部 総務部情報システムグループの担当者は振り返る。 以前とは異なる、新たな活用も始まっている。例えば、ソフトウェア型の「Jabber」と高解像度のカメラ(Full HD 1080p)を使い、遠隔地にいる担当者同士が自席のPCからチャット感覚で打ち合わせるケースが増えているという。
「ビデオ会議の品質が大きく向上したおかげで、現場でやりたいことができるようになったことは、大きなメリットでしたね。これなら、パワーポイントの資料などを画面に表示させつつ、技術的な細かいやり取りが可能です。また、『Jabber』はタブレット端末でも使えるので、社外にいる社員ともコミュニケーションできます」(杉山氏)
今後、同社は国内外の顧客拠点に赴任中の担当者も「COLLABO de! World」を活用できるようにするとともに、システムインテグレータとして「COLLABO de! World」の他社への再販も検討しているとのことだ。

構成図
  • 本記事は2014年12月に取材した内容を基に構成しています。記事内のデータや組織名、役職などは取材時のものです。
  • 会社名及びサービス名などは、各社の登録商標または商標です。