• COLLABO de! World

株式会社ダイフク様

トライアルから設計・導入・サポートまでIIJグローバルがコーディネート
国内外拠点間の密なコミュニケーションで業務スピードをUP

プロジェクト概要

株式会社ダイフク様

生産・物流拠点において原材料や製品の保管・搬送・仕分けを効率的に行うための技術=マテリアルハンドリング(以下、マテハン)。同分野で世界トップの売上高を誇るダイフクでは、ビジネスのグローバル化に伴い、海外拠点とコミュニケーションをとる機会が急増していたが、既存のWeb会議・電話会議システムは、事前準備に時間がかかるだけでなく、映像・音声の品質にも問題を抱えていた。そこで同社は業務改革プロジェクトの一環として、IIJグローバルソリューションズ(以下、IIJグローバル)のマネージド・コラボレーションサービス「COLLABO de! World」を採用。手軽に高品質なビデオ会議を実施できるようになったことで、国内外の拠点間の密なコミュニケーションが実現し、ビジネススピードも向上させている。

課題

  • ビジネスのグローバル化に伴い、海外拠点とコミュニケーションをとる機会が急増
  • 既存のWeb会議・電話会議システムは事前準備に時間がかかり、映像・音声の品質にも問題
  • 使い勝手の悪さにより、既存システムが活用されない

効果

  • 高品質なビデオ会議の導入で、国内外の拠点間の密なコミュニケーションが実現、特に中国や東南アジアで効果を発揮
  • 準備は不要、使いたいときすぐにビデオ会議を開始できるようになった
  • 出張等に伴うコストや時間が削減され、業務を効率化

クライアント様情報

株式会社ダイフク

本社
大阪府大阪市西淀川区御幣島3-2-11
設立
1937年5月20日

創業以来、モノを動かす"マテリアルハンドリング(マテハン)"に携わり、さまざまな業界の生産・物流拠点に保管、搬送、仕分け・ピッキングなど、多様な要素を組み合わせた最適なソリューションを提供。世界22の国と地域で事業を展開している。

www.daifuku.com/jp

導入前の課題

海外拠点とコミュニケーションをとる機会が急増も、
既存システムは使い勝手が悪く、品質にも問題

1937年の創業以来、マテハンシステム・機器を開発・販売してきたダイフクは、世界22の国と地域で事業を展開し、メーカーであるとともにシステムインテグレーターとしてコンサルティングからアフターサービスまで一貫したサポート体制を構築。自動車や半導体・液晶パネルの生産ライン、さまざまな業種の物流センターに数多くの納入実績を持ち、マテハン業界で世界トップの売上高を誇っている。

坂部 吉彦 氏

情報システム部
インフラ運用グループ
主査 坂部 吉彦 氏

さて同社では、ビジネスのグローバル化に伴い、海外拠点とコミュニケーションをとる機会が急増していたが、既存のWeb会議・電話会議システムは様々な問題を抱えていたという。
情報システム部 インフラ運用グループの福島曜子氏は「中でも大きな問題だったのが、使い勝手の悪さです。システムの設定が難しいため事前準備に時間がかかり、会議の開始時刻までに間に合わないこともしばしば。また品質も悪く、音声がハウリングを起こしたり、途切れたりすることも珍しくありませんでした。これは海外拠点に限ったことではなく、国内拠点との会議でも同様です」と当時を振り返る。
また、部署ごとに利用するシステムが異なるという問題も存在した。ある部署で使っていたWeb会議ツールは資料の共有ができず、他のWeb会議システムやビデオ会議システムと接続することも不可能であった。

「このような使い勝手の悪さから、既存システムの利用状況はよくありませんでした。そこで代わりとなるデファクトスタンダード製品を探していたのですが、ちょうど同時期に社内で業務改革プロジェクトがスタート。その一環として、出張費の削減や時間の有効活用へ取り組むことになり、本格的にビデオ会議システムの導入を検討することになったのです」と情報システム部 インフラ運用グループ 主査の坂部吉彦氏は語る。

選定の決め手

サービスの内容に加えベンダーのトータルコーディネート力も重視

ダイフクが複数の製品を検討するうち、その存在を知って問い合わせたのが、IIJグローバルが提供するマネージド・コラボレーションサービス「COLLABO de! World」である。
同社がCOLLABO de! Worldへ注目した理由のひとつに、MCU(多地点接続機能)をクラウドで利用できるという点があった。というのも、一般にMCUをオンプレで導入する場合、将来を見越してハイスペックで大規模な機器を選定することが多く、初期費用が高くなってしまうからだ。これで仮に使えなかった場合、大きなムダが生じてしまう。
「COLLABO de! WorldならMCUをクラウドサービスとして利用でき、しかも安価。導入時のサイジングなしにスモールスタートが可能で、容易に拡張できるところを評価しました」(坂部氏)
もう一つ同社が注目した点が、IIJグローバルの持つトータルコーディネート力だ。これについて坂部氏は「IIJグローバルは製品やサービスだけでなく、ネットワークの提案もできるベンダーであり、コンサルティングから導入テスト、システムの構築や設定、運用サポートまで、一気通貫の支援をグローバル規模で期待できます。一方、他のベンダーは製品のみの提案で、単体テスト以外は不可能でした。これでは実際の環境におけるパフォーマンスが担保できません」と語る。同社は問い合わせの翌月には実機を使って日本~タイ間でテストを実施。良好な結果が出たため、ビデオ会議の端末8台を国内拠点に先行導入。続いてMCUも含めたセンター設備を利用できる「COLLABO de! World」の正式採用を決定した。これにより、端末同士ではできなかった5拠点以上の同時接続や、インターネットGWを経由した社外端末との接続、アドレス帳の一括管理が可能になり、更に利用範囲が広がったという。

導入後の効果

手軽に使えるビデオ会議で拠点間の
心理的な距離も縮まるスピーディな業務の進行が可能に

ダイフクでは現在、18拠点の会議室に専用端末を設置。また未設置の会議室では、ソフトウェアクライアント型のCisco JabberをPCにインストールして使っている。
COLLABO de! Worldの利用頻度は日を追って高まっており、これまでにのべ1万人以上が利用したという。海外の複数拠点と日本を繋ぐ会議など、主に各部署の定例会で使われることが多く、海外の現地法人同士のコミュニケーションにも役立っているそうだ。福島氏も「以前は会議の30分前から準備していましたが、今は利用したいときすぐに会議をスタートできるようになりました。また、タッチパネルの操作が簡単なので、初めて使う社員でも問題なく会議を始めることができます。使い勝手が大きく改善したことで利用頻度は上がり、しかも誰でも簡単に使えるため問い合わせは減少、サポートの負荷が軽減されました」と満足げだ。

福島 曜子 氏

情報システム部
インフラ運用グループ
福島 曜子 氏

高品質なビデオ会議が手軽に使えるようになったことで、国内外の拠点間の心理的な距離も縮まった。更には密なコミュニケーションが実現したことで、スピーディな業務の進行が可能になったそうだ。この点について福島氏は「COLLABO de! Worldを使えば、相手がその場にいるかのような感覚でやり取りできます。また、図面などの細かい資料を共有しながら打ち合わせができるのも大きなメリットです」と解説する。コスト面では、出張費削減などで投資コストを上回る効果が現れているという。 「ただし本質はそこではなく、移動に必要な時間が節約できることの方が大きいですね。例えば以前は社内勉強会のため講師が各拠点に赴いていましたが、ビデオ会議の活用によって一人で同時に複数拠点をカバーすることが可能になりました。結果、各人のスケジュールの自由度が高まり、業務の効率化が図れています」(福島氏)

今後についてだが、ビデオ会議の稼働率が高まり予約が取りにくくなっていることから、同社はグループ会社を含めて機器の増設を検討している。坂部氏は「社内からは既存の会議ツールから接続したいという要望が出ていますし、IIJグローバルからはSkype for Businessとセキュアに繋げることができると聞いていますので、今後はこういった様々なコラボレーションツールとの連携も実現していきたいですね。また、出張先や訪問先など、場所に関係なくどこからでも利用できるよう、スマートフォンなどモバイル端末での活用も検討したいと思います。IIJグローバルには、会議以外での利用シーンなど、今後も幅広いソリューション提案を期待しています」と語ってくれた。

ネットワーク構成図
  • 本記事は2016年10月に取材した内容を基に構成しています。記事内のデータや組織名、役職などは取材時のものです。
  • 会社名及びサービス名などは、各社の登録商標または商標です。