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三井不動産株式会社様

場所を選ばない働き方を支援する「WORKSTYLING」
IIJグループが企業の働き方改革をインフラ面から支える

プロジェクト概要

三井不動産株式会社様

“働き方改革元年”と言われる2017年、三井不動産は法人向け多拠点型シェアオフィス「WORKSTYLING」をオープン。全国に拠点を展開し、場所を選ばない働き方の実現を支援している。この「WORKSTYLING」におけるネットワークインフラの構築・運用を担っているのが、インターネットイニシアティブおよびIIJグローバルソリューションズ(以下、IIJグループ)だ。ネットワークサービス「IIJ Omnibus」に加え、マネージド無線LANサービス「@WiFi」、マネージド・コラボレーションサービス「COLLABO de! World」の活用により、利用者に快適かつセキュアなオフィス環境を提供し、企業の働き方改革をインフラ面から支えている。

課題

  • 実現したいコンセプトをプレサービス開始期間に検証し、 その結果を踏まえて展開したい
  • 自社オフィスと同様に仕事を進められる快適な空間と、 高度なセキュリティが必要
  • 対面と遜色なく社内メンバーとコミュニケーションできる 環境を提供したい

効果

  • PoC(コンセプト検証)を踏まえて微修正、将来の柔軟性も確保
  • セキュアかつ安定したネットワークインフラにより、自社オフィスと変わらない環境を提供
  • 高品質なビデオ会議サービスを用意、社外にいながら社内の他メンバーとの打ち合わせが可能に

クライアント様情報

三井不動産株式会社

本社
東京都中央区日本橋室町2-1-1
設立
1941年7月15日

日本最大手の不動産会社。総合デベロッパーとして各事業で培った企画開発、事業推進、運営におけるノウハウを融合させつつ、大規模な複合開発を数多く手がける。開発にあたっては、歴史と未来の融合や、環境・緑との共生といった、高い次元での都市の発展に寄与できる「付加価値」の創造を目指している。

導入前の課題

快適な空間と各種サービス、
高度なセキュリティを提供するシェアオフィスの展開を目指す

昨今、政府が提唱する“一億総活躍社会”のスローガンに合わせ、多くの企業が働き方改革の実現に向けた取り組みを進めている。2017年が本邦における“働き方改革元年”と言われる所以であるが、こうした状況下で注目を集めているのが、在宅勤務やモバイルワークなどの場所を選ばない働き方、いわゆるテレワークだ。テレワークにはワークライフバランスの改善や、育児や介護をしながら働けるなどのメリットがあるが、一方でシステムの導入コストやセキュリティの確保等の課題も存在する。

橘川 文男 氏

ビルディング本部
法人営業統括二部
ワークスタイリンググループ
田口 諒 氏

日本最大級の不動産会社である三井不動産は、企業のテレワークの導入を支援する「WORKSTYLINGプロジェクト」を2016年に立ち上げている。このプロジェクトでは、法人向け多拠点型シェアオフィス「WORKSTYLING」を各地に展開することで、場所を選ばない働き方を可能にし、生産性の向上や多様な人材活用、長時間労働の是正などに貢献することを目指している。プロジェクトをリードしてきたビルディング本部 法人営業統括二部 ワークスタイリンググループの田口諒氏は「WORKSTYLINGは、ユーザのワークスタイルやライフステージに合った働く場と、自社のオフィスと同様に仕事を進められる快適な空間、社内の他メンバーとの打ち合わせを可能にするビデオ会議など各種サービス等を提供することをコンセプトにしています。その一方で、仕事をする場所である以上、高度なセキュリティも担保する必要がありました」と語る。それゆえ、同社もWORKSTYLINGのインフラの核となるネットワークの選定には、慎重を期したという。

選定の決め手

クラウドサービスならではの柔軟性がポイント
サポートまで含めた総合力も評価

三井不動産はネットワーク構築の業者を選定するにあたり、ベンダー各社に対し、WORKSTYLINGのコンセプトを実現する上でインフラはどうあるべきか、円滑なコラボレーションのためにはどのようなビデオ会議が必要なのかという観点からの提案を求めた。

ビデオ会議付きの会議室

ビデオ会議付きの会議室

「提案にはオンプレミスとクラウドサービス、両方がありました。一般に、オンプレミスのシステムは計画段階から仕様をきっちりと決めなければなりません。また、構築後に仕様を変更するとなると、少なからずコストと手間がかかってしまいます。今回のプロジェクトは当社としても初の試みであり、それだけにオンプレミスでの導入にはリスクがありました。一方、クラウドサービスであればスモールスタートして順次拡張していくことも可能ですし、反対に縮小することも容易です。IIJグループの提案はクラウドを使うものでしたし、カスタマイズの要望に対しても柔軟に対応可能という魅力がありました」(田口氏)

加えて、同社はサポートまで含めたIIJグループの総合力を評価している。
「IIJグループなら、インターネットアクセスやWAN、ファイアウォールなど、様々な機能をモジュールとして利用できるネットワークサービスや、Wi-fi、高度なセキュリティに至るまで、ワンストップで提供してくれます。また、機器の設定やファームウェアはクラウドで一元管理されており、問題があれば迅速に対応してくれるサポート体制がありますので、拠点毎にIT担当者がいないWORKSTYLINGでも安心して利用できます」(田口氏)
最初の拠点である「WORKSTYLING 八重洲」での構築作業は2016年7月より始まったが、およそ1ヵ月という短期間で完了させている。その後、同社は顧客企業からトライアルへの参加を募り、11月より4拠点でプレサービスを開始した。

導入後の効果

企業とユーザの双方から高い評価
徐々に拠点を拡大し全国をカバーする

三井不動産は先行トライアルで上がってきた声をIIJグループにフィードバックしつつ、2017年4月、都内に10拠点のWORKSTYLINGをオープンさせた。そこからさらに大阪、名古屋などにも展開し、今では18拠点が稼働している。

有人管理でのサポート

有人管理でのサポート

WORKSTYLINGの運用にあたって同社は、ユーザの利用シーンを想定した上で、個室、会議室、オープンスペースなど多彩なスペースを用意。さらに生産性を高めるための仕掛けを取り揃えることで、個人としてはもちろん、組織やチームとしてパフォーマンスを最大化できるような環境づくりを行っている。 「その仕掛けの一つが各拠点の受付に常駐しているコンシェルジュです。ゲストへの対応をはじめ、会議室のセッティングや各種機器の貸出/サポートまで行いますので、ビデオ会議なども安心して使うことができます。今回IIJグループに用意してもらった『COLLABO de! World』は、画像および音声の品質の高さが好評ですが、今後さらに利用率を高めるため、簡単に利用開始できることをアピールしていこうと考えています」(田口氏)

プレサービス開始から取材時点(2017年7月)で約10ヵ月を迎えようとしているが、最も多いユーザの職種は営業職で、役職は一般社員が多いものの管理職も少なくない。また、利用のピークは夕方で、ユーザの75%が利用目的に「集中できる」を挙げているという。
「自分の仕事に集中できる上、カフェよりずっと快適な空間で、ネットワークのセキュリティも安全。盗聴や盗み見などの心配もなく効率的に仕事ができる点もうれしいとのこと。おかげさまで企業とユーザ、双方から高く評価いただいています」(田口氏)
同社は2017年度内にWORKSTYLINGの拠点を30まで順次増やすことを目指している。現在は都心の拠点が多いが、いずれは郊外のショッピングモールなどへの設置も検討しているという。最後に田口氏はIIJグループとの協力について「今回のプロジェクトにおいてIIJグループは、当社が求める以上の提案を持ってきてくれました。また、サポートなどの対応も迅速で非常に助かっています。これからもクラウドのメリットを活かし、利用者のニーズに迅速かつ柔軟に対応することによって継続的にサービス向上を図り、二人三脚でWORKSTYLINGを盛り上げていければと思います」と期待を語ってくれた。

構成図
  • 本記事は2017年6月に取材した内容を基に構成しています。記事内のデータや組織名、役職などは取材時のものです。
  • 会社名及びサービス名などは、各社の登録商標または商標です。