• COLLABO de! World

株式会社エポック社様

海外拠点のサポートはバイリンガルのコンシェルジュが対応
ビジネスの成長に合わせたビデオ会議で世界中の意思決定を迅速化

プロジェクト概要

株式会社エポック社様

シルバニアファミリーや野球盤など、世代を越えたヒット商品で知られるエポック社。同社は現在、60以上の国と地域で玩具などを販売しており、生産拠点も海外に存在する。それゆえ経営層を中心に海外への出張が多く、移動に多くの時間とコストを費やしていた。こうした状況を変えるべく、同社はビデオ会議システムの導入を検討。高い映像・音声品質と24時間365日、日本語と英語でのサポートを受けられるコンシェルジュサービスを評価し、IIJグローバルソリューションズ(以下、IIJグローバル)のマネージド・コラボレーションサービス「COLLABO de! World」を導入した。これにより、出張にかかっていた時間とコストが削減されただけでなく、効率的な時間活用が可能になり、拠点間の密なコミュニケーションや迅速な意思決定が実現するなど、大きな効果が出ている。

課題

  • 経営層を中心に海外出張が多く、多くの時間とコストを費やしていた
  • 社員をテロやデモなどに巻き込まれるリスクから守る必要があった
  • 商品を開発する上で、ビデオ会議には色味や質感がわかる高品質の映像が必須だった

効果

  • 海外出張の回数が減り、かかっていた時間とコストが削減された
  • 効率的な時間活用が可能になり、拠点間の密なコミュニケーションや迅速な意思決定が実現した
  • コンシェルジュサービスの導入でトラブルを迅速に処理できるようになった

クライアント様情報

株式会社エポック社

本社
東京都台東区駒形2-2-2
設立
1958年5月

「子供に夢と感動 大人に遊び心を」という使命のもと、社会の変化を的確に捉え、あらゆるライフステージにある個人に対し、より多くの感動と満足感を提供することを目指している。玩具/ホビー/雑貨等の開発、製造並びに世界マーケットでの販売を展開しており、シルバニアファミリーや野球盤など、世代を越えて長く親しまれるエバーグリーン商品を生み出してきた。

https://epoch.jp/

導入前の課題

海外出張にかかる時間とコスト、リスクの削減を目指す

世代を越えて幅広く愛される玩具を数多く擁するエポック社。現在、同社はグローバル市場をターゲットに据えており、世界各地に生産・物流・販売の拠点を整備している。この点について常務取締役 管理本部 本部長の光武祥史氏は「生産拠点が中国とラオスに計3ヵ所、営業拠点が欧米とアジアに計11ヵ所あり、60以上の国と地域でビジネスを展開しています。売上面では6対4と、すでに海外での販売が上回るようになりました」と語る。

河瀬 彩紀 氏

常務取締役
管理本部
本部長 光武 祥史 氏

同社では、世界中の顧客が満足する商品のクオリティを実現するため、商品の企画・開発から生産、流通、販売(販社および小売)までを一貫してグループで行う垂直統合型ビジネスモデルを実施している。それだけに海外拠点とのやり取りが多く、経営層が出張する機会もかなりの回数に上っていたという。管理本部 総務部 マネージャーの丈池雅氏は「こうした出張には多くの時間やコストが費やされていました。一方、現場レベルが海外とやり取りを行う際には、チャットツールを利用したり、部門で独自にWeb会議システムを導入したりしていたのですが、当時のコミュニケーションツールは安定性に欠けており、会話に支障が出ることもしばしばでした」と振り返る。また、同社のビジネスが海外へと広がるにつれ、現地情勢の影響を強く受けるようになってきており、出張もその例外ではなかった。
「国によっては社会が不安定化し、デモやテロなどが起きる可能性も考えられます。当社の社員がそうした危険に巻き込まれるリスクを減らすためにも、出張に代わる手段が必要です。そこで、ビデオ会議システムを導入し、現地へ直接出向く頻度を削減できないかと考えたのです」(光武氏)

選定の決め手

商品の色味や質感のわかる高品質な映像
24時間365日、日本語と英語でのサポートを評価

エポック社は周囲の協業企業がビデオ会議サービスを活用してグローバルビジネスを伸ばしていたのを受けて、シスコのショールームを訪問した。そこで複数の取り扱い企業の紹介を受けたのだが、その一つがIIJグローバルだったという。同社はIIJグローバルの他に2社の提案を比較・検討。最終的にシスコの機器を用いたIIJグローバルの提案を選んだ。その理由としては、まず映像や音声の品質が非常に高かったことが挙げられる。 「実際に海外とやり取りしているスタッフに確認してもらったのですが、従来の環境はもちろん、他社と比べても画質・音声が明らかに優れていました。当社の場合、商品を開発する上で色味や質感を見て取れるぐらい高品質な映像が必須なのですが、ショールームに製品を持ち込んでテストした結果、かなりリアルな表現が可能なことがわかりました。また、シスコの機器はカメラが話し手を自動で追尾してくれるため、違和感なく会話ができます。一体型の端末でチャンネルやケーブルの操作、メンテナンスが容易な点もポイントでしたね」(丈池氏) さらには、24時間365日、日本語と英語での対応が可能というサポート面の充実も大きかった。
「これは他社にはないサービスでした。海外のシステムで何か起きた際、時差の関係もあって、私たちが退社した後というケースも考えられます。そうした場合でも、24時間365日対応かつ英語対応が可能なら安心してお任せすることができます」(丈池氏)

導入後の効果

ビデオ会議のさまざまな活用が進む
出張の回数も大幅に削減

エポック社では、ビデオ会議システムをまず日本と中国に導入。続いてフランス、ドイツ、英国、米国へと展開した。
「トップから6ヵ月以内に展開を終わらせろという指示を受けていたので、かなり駆け足のスケジュールになりましたが、IIJグローバルはしっかりと期待に応えてくれました。また、コンシェルジュサービスを採用したことで、システム導入後のトラブルも迅速に処理でき、かなり助けられました」(丈池氏)

稲垣 浩作 氏

管理本部
総務部
マネージャー 丈池 雅 氏

ビデオ会議システムの導入効果については、何より画像や音声の品質を評価している。光武氏も「社長の言葉を借りれば、まさにそこに居るかのようにリアルなやり取りができます。専用回線を使用しているのでタイムラグがなく、ストレスになるようなことは一切ありません」と強調する。 同社では現在、各国で実施している販社会議や情報共有、海外マーケティング会社による日本の販社に向けた講習や勉強会などにビデオ会議システムを活用している。また、海外販社の責任者が本社を訪れている際も、空いた時間を使ってビデオ会議で部下と情報共有するなど、ビデオ会議システムの活用範囲はますます広がりを見せている。

ビデオ会議システムの数値的な効果の検証はこれからとしているが、出張の回数は確実に減っており、時間とコストがかなり削減できているという。また、出張を行う際にも、ビデオ会議によって事前にある程度まで打ち合わせを済ませておくことで、限られた時間を効率的に使うことができるようになった。これにより拠点間のコミュニケーションが密になり、意思決定までに要する時間も短くなっているという。 今後も順次、海外拠点へ展開する予定だ。 「今では海外の販社と工場が直接やり取りしたり、販社同士が情報交換したりといった活用も進んでいると聞いています。将来的にはミーティングだけでなく、新商品を陳列棚へどう展示するかといったノウハウの共有などにも活用していきたいと考えています」(光武氏)

構成図
  • 本記事は2019年9月に取材した内容を基に構成しています。記事内のデータや組織名、役職などは取材時のものです。
  • 会社名及びサービス名などは、各社の登録商標または商標です。