就職活動をしていた時には、業界よりも「営業」という職種を軸に会社を調べていました。営業にこだわっていた理由は「自分を変えたい」と考えていたからです。私は子どもの頃から人見知りな性格で仲の良い人とは話せるのですが、面識のない人と話すことは苦手でした。だからもっと様々な経験や思考を持った方々と関わって、仕事を通して自分を変えたいという気持ちを強く持ちながら就職活動に励んでいました。
しかし就職活動では「コミュニケーションが課題」という理由から選考が進まないことが続きました。その中で「コミュニケーションに問題なく、希望する営業職として活躍できる」と言ってくれたのがIIJグローバルでした。面接を通して出会う社員の人柄に魅力を感じたことも一つのきっかけですが、やってみたい職種でありながら、自信が持てなかった営業職を「できる」と言ってくれたIIJグローバルなら、ずっと働き続けられるのではないかと思い入社を決意しました。
入社前にIT知識について独学していたものの、入社時にはITスキルに関して自信はありませんでした。しかしながら入社後の新人研修でIT基礎をしっかり学び、配属後はアドバイザーの先輩やお客様から学ばせて頂くことで、IT知識に関してステップアップできたと感じています。IT業界は移り変わりが激しい環境であるため、今でもずっと勉強に励んでいます。
例えばお客様との会話で分からない点があれば、帰社後に自身で調べたり、社内で技術に詳しいエンジニアに確認するなどして自己研鑽に取り組んでいます。また社内の勉強会や社外のセミナーに参加してトレンドを掴むこともしています。自分を成長させるためには、このような努力は欠かせないと思っています。
所属している部署では、ビジネスとして今後伸ばしていきたい大規模なお客様を担当するのが役割です。その中で私は東京と北海道エリアのお客様を担当しています。月に1度は北海道に赴き、時には1週間ぐらいの長い出張になることもあります。コロナ禍でオンラインでのミーティングが増えましたが、必ずお客様の表情には気を配るようにしています。また節目節目にはきちんとご挨拶に伺っています。オンラインでも対面でも日々の情報提供とコミュニケーションを大切に、お客様との信頼関係をより深めていけるように心がけています。
お客様ごとにマネージャーやエンジニアとチームを組んで提案活動を行っていますが、チームのなかでの営業の役割はお客様との窓口となります。この役割はチームとお客様を繋ぎ、より良い関係を築く重要なポジションだと考えています。お客様の業務とIIJグローバルとして提供できるサービスの両方を詳細に知り、両者を繋ぎ合わせる適切な提案をすることでお客様の課題解決を図ります。昨年担当した事案では、そうした営業の役割を的確に担えたと思っています。プリセールスエンジニアの協力を得て、お客様の課題を洗い出した上で外部と接続するネットワークとお客様が操作する端末を合わせた総合的なセキュリティ対策を提案したところ、お客様もその有用性を理解してくださり、受注に結びつけることができました。今後もこうした総合的な提案をして、お客様の業務改善のお役に立ちたいと思います。
お客様の業務に沿った提案をすることで、業務改善を図っています。それは営業としてずっと目標としているところです。しかし、直接お話をするのはお客様企業の中でも主にIT推進部の方や技術者となります。そのためIT技術に関しては私よりも詳しく、新たな知見が得られる一方で、ITの視点だけで話をしていると、お客様の業務全体を見誤る恐れもあります。
例えば、お客様企業の営業担当者はどういう仕事の仕方をしているのか、工場の人たちの働き方はどのようなものかという点も把握する必要があります。これらを踏まえて、適切なネットワーク環境はどのようなものか、セキュリティシステムはどう構築するか、そのためには既存のものを更改すれば良いのか、それとも新しいソリューションを提案すべきか等、総合的に話せる営業担当になりたいと思っています。
そのためにはIT知識に加え、経営の目線も必要だと思います。だからこそ、中小企業診断士の資格取得に向けた勉強を始めました。
入社の決め手の一つにもなったのですが、IIJグローバルは本当に良い人が多い会社です。同じ営業の社員にも、エンジニアにも、管理部門の社員にも、大変よくしていただいています。それに加えてお客様にも恵まれていると思います。こういう環境だからもっと成長したい、もっとお客様の役に立ちたい、もっと会社にも貢献したい、という気持ちを持つことができます。これからもその気持ちを忘れずに、丁寧に日々の仕事に取り組んでいきます。
出社
時差通勤。出社後はメールチェックと、スケジュールの確認。
お客様とオンラインミーティング
コロナ禍でオンラインでのミーティングが増加。
移動時間がないので、1時間単位でどんどんミーティングが入れられる。
昼食
外で食べるときは、同じ営業グループの人と一緒に。
ミーティング内容の整理
ミーティングで上がったお客様からのご要望や問題点を整理
お客様とオンラインミーティング
多いときには、1日に3~4社ミーティングが入る。
ミーティング内容の整理、業務処理
アドバイザーをしている新入社員とのミーティングも毎日。
退社
オフィス勤務の際には、同僚と食事に行くのが楽しみ!